2010年7月15日木曜日

複視用メガネ

 事故から8ヶ月ぶりに複視の検査にいってきました。
 やはり左眼球に2度のズレが残っていることが分かりました。目測で計算していたズレと一致したので、私見の分析の正しいことが証明された形です。自分の両眼がどのようにずれているかも専門医の分析と同じでした。ただ紹介しているリハビリが複視の治療に直接、効果があるかどうかは”?”ですが。しかし多少のズレを補正する目の補完機能を高めたり、眼筋の動きを円滑にすることや回復を補助する効果はあると思います。
 複視のズレを考える場合注意しなければならないことがあります。見かけ上のズレは実際の眼球のズレより小さくなるからです。何故かと言うと無意識にズレを補正する目の補完機能が働くためです。その結果、一致しているようでも目が疲れてくるとズレが戻ってくるような状態になります。また眼筋に無理な仕事をさせているので目の疲労は正常な場合より何割か増すことになります。私の場合も、目の疲れ方がひどく二、三日休まないとズレを補正する力が回復しなくなり、無理に目を使うと左目をかばっていた右目が疲れすぎて目をあけていられない状態になります。


 ようやく数度のズレで落ち着いてきたので偏光メガネで対処することにしました。事故直後、15度くらいのズレがあったの随分回復したものです。とはいっても手元の距離で数ミリずれていても細かい図面や小さなコンピュータ部品を扱うとなると大変な作業となります。1ミリずれても問題になりますから。今作ってもらっているメガネで作業の疲労度が軽減できれば良いのですが、どうなりますことやら。確かに病院の検眼用補正メガネを掛けてみると随分楽にズレなく見えるので効果は期待できると思います。今までメガネなど掛けたことがないのでどんな感じになるのか、メガネが出来上がってからです。

 できれば完全に複視が回復してくれれば良いのですが複視発症からもうすぐ1年が経とうとしている今、そろそろ現実を受け入れた生活スタイルを考えなくてはいけないません。回復中はどうしても楽観的な希望をもっていないと、いろんな生活上の障害に耐えていけませんからね。
 しかし現実はそう甘くありません。外傷性の複視は後遺症が残るということは予め眼科医に言われていたので、ある程度は覚悟していましたが...、やはり患者としては完治を心の隅っこではねがっていますよね。病院にいくと現実のズレにいやがおうでも直面させられ、無意識にズレが小さく見える姿勢やズレを無視する習慣が身についていたことに気づかされます。自分では良くなっていると思いたい気持ちがそうさせているのでしょう。

 次回は矯正メガネの試用体験を紹介します。

 

1 件のコメント:

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